【チェンマイ 祭り】山奥の村で体験!リス族の旧正月祭り in Ban Sam Li

リス族の旧正月──華やかな伝統衣装が山村を彩る
チェンマイと聞くと、ナイトマーケットやお寺巡りを思い浮かべる方が多いかもしれません。でも実は、チェンマイ周辺の山間部には多くの少数民族が暮らしており、それぞれに独自の文化や伝統を受け継いでいます。
今回ご紹介するのは、山岳少数民族「リス族」の旧正月祭り。2025年2月14日〜16日に開催されたこのお祭りに、実際に参加してきました。他の少数民族が普段と変わらない衣装で過ごすのに対し、リス族は旧正月の時だけ特別に華やかな伝統衣装を身にまといます。色鮮やかな衣装が山村を彩る光景は、一見の価値ありです。
旧正月のために華やかな伝統衣装に身を包んだリス族の人々。色鮮やかな装飾が目を引きます。
Ban Sam Li(サムリ村)へのアクセス──チェンマイから車で約2時間
お祭りの舞台となるBan Sam Li(サムリ村)は、チェンマイ市内からはやや距離があります。
まず、チェンマイ市内から1001号線を北に車で約1時間半走ると、小さな町Phrao(プラーオ)に到着します。プラーオはチェンマイ県北部の静かな町で、ここまでの道は比較的整備されています。
プラーオからさらにチェンライ方面に山道を約20分走ると、リス族が暮らす山間の集落「Ban Sam Li(サムリ村)」に到着します。合計で約2時間の道のりです。山道に入ると道幅が狭くなりますが、舗装はされているので普通車でもアクセス可能です。
プラーオからサムリ村へ向かう山道。緑深い山々の中を走り抜けます。
お祭りの雰囲気──僕の妻の故郷で過ごす旧正月
実はこのサムリ村は、僕の妻の母や姉弟、親族が暮らすリス族の村です。旧正月のこの時期は、都市部に働きに出ている若者たちも村に帰ってきて、家族みんなで新年を祝います。
村に到着すると、すでにお祭りムード一色。家々の前には飾り付けがされ、伝統衣装に着替えた人々が集まり始めていました。リス族の旧正月は、ただのお祝いではなく、一年で最も大切な行事。遠方から親族が集まり、先祖に感謝を捧げ、新しい年の豊作と健康を祈ります。
リス族の旧正月祭りの様子。伝統的な音楽と踊りで村全体が活気に満ちています。伝統の踊りと音楽──リス族ならではの文化
お祭りのハイライトは、なんといっても伝統的な踊りと音楽です。男女が輪になって踊る伝統舞踊は、シンプルながらもリズミカルで、見ているだけで心が弾みます。
リス族の音楽は独特の旋律を持ち、笛や太鼓などの伝統楽器が使われます。華やかな衣装をまとった人々が音楽に合わせて踊る光景は、まさにこの時期、この場所でしか見られない貴重なものです。
観光客向けに演出されたショーではなく、村の人々が自分たちの伝統として大切に受け継いできた本物のお祭り。その空気感は、チェンマイの市街地では絶対に味わえない特別なものでした。
輪になって踊るリス族の伝統舞踊。衣装の色彩が美しく、祭りの華やかさを際立たせています。リス族の旧正月祭り──基本情報とまとめ
| 項目 | 詳細 |
|---|---|
| 場所 | Ban Sam Li(サムリ村)(Google Maps) |
| 日程 | 2025年2月14日〜16日(旧正月に合わせて毎年開催) |
| アクセス | チェンマイ市内から1001号線を北へ約1時間半→プラーオ→山道20分 |
| 所要時間 | チェンマイ市内から車で約2時間 |
山間に佇むサムリ村の風景。リス族が代々暮らしてきた美しい集落です。
リス族の旧正月祭りは、チェンマイの観光ガイドブックにはほとんど載っていない、知る人ぞ知るイベントです。チェンマイ滞在中にタイミングが合えば、ぜひ足を運んでみてください。少数民族の文化に直接触れられる、かけがえのない体験になるはずです。
HATAGOでは、リス族の村への訪問についてのご相談もお受けしています。興味のある方はお気軽にお声がけくださいね。
*この記事はHATAGO チェンマイがお届けする「チェンマイの歩き方」シリーズです。*

