【旅のヒント】チェンマイ→バンコク寝台列車の旅 ─ 13時間の鉄道旅

チェンマイ〜バンコク寝台列車の旅とは?
チェンマイからバンコクへの移動手段は、飛行機やバスが一般的ですが、ぜひ一度体験していただきたいのが「寝台列車の旅」です。チェンマイ駅を17:00に出発し、翌朝06:15にバンコクに到着する約13時間の鉄道旅。夕暮れから夜、そして朝へと移り変わるタイの車窓風景を楽しみながら、ゆったりとした時間を過ごすことができます。
飛行機なら1時間半で着いてしまう距離ですが、この13時間の旅には飛行機では決して味わえない魅力が詰まっています。
*チェンマイ駅のホーム。ここから13時間の鉄道旅が始まります*
チケットと座席クラス
チェンマイ〜バンコク間の寝台列車は「Special Express(特急)」として運行されています。料金は1,953バーツ(約8,000円)で、エアコン付きの2等寝台が利用できます。
主な座席クラス:
- 1等寝台(First Class) ─ 2人用個室、プライバシー重視の方に
- 2等寝台(Second Class) ─ 上段・下段のオープン寝台、最もポピュラー
- 座席のみ ─ 寝台なしの座席車両、最も安価
2等寝台の下段が最も人気があります。窓が大きく車窓風景を楽しみやすいこと、また乗り降りが楽なことが理由です。上段は下段より安価ですが、窓が小さく天井が低めです。
チケットは、チェンマイ駅の窓口で直接購入するか、タイ国鉄(SRT)のウェブサイトから事前予約が可能です。繁忙期(ソンクラーンや年末年始)は早めの予約をおすすめします。
車内の過ごし方
17:00にチェンマイ駅を出発すると、まずは夕暮れのタイ北部の田園風景が車窓に広がります。稲田や農村の風景が黄金色の夕日に染まっていく様子は、まさに絶景。
車内では、車掌さんが各車両を巡回して食事の注文を取ってくれます。タイ料理の弁当が車内に届けられるので、車窓を眺めながらの食事が楽しめます。
21:00頃になると、車掌さんが座席を寝台に転換してくれます。シーツと枕が用意され、列車の揺れに身を任せながら眠りにつくことができます。列車の規則的な振動は、意外なほど心地よい子守唄です。
*車窓から見えるタイの風景。夕暮れから夜へと移り変わる景色を楽しめます*
車窓の風景 ─ 夕暮れから朝焼けまで
寝台列車の旅の醍醐味は、何と言っても車窓風景です。
17:00〜19:00(夕暮れ)
チェンマイ北部の田園地帯を走る区間。稲田、農村、山並みが夕日に染まります。
19:00〜21:00(夜)
日が沈み、車窓には小さな町や村の灯りが点々と見えます。食事をしながら、流れる夜景を楽しむ時間。
05:00〜06:15(朝焼け)
バンコク近郊に差し掛かると、朝焼けの中に都市の風景が見え始めます。田園から都会へと移り変わる景色のコントラストは印象的です。
今井翼さんの「タイ縦断鉄道の旅」でも紹介されたこのルートは、鉄道ファンはもちろん、旅好きの方にとっても忘れられない体験になるはずです。
*列車内の様子と車窓風景*
基本情報・まとめ
| 項目 | 詳細 |
|---|---|
| 路線 | チェンマイ駅 → バンコク駅(フアランポーン) |
| 出発 | チェンマイ駅 17:00 |
| 到着 | バンコク駅 翌朝 06:15 |
| 所要時間 | 約13時間 |
| 列車種別 | Special Express(特急) |
| 料金 | 1,953バーツ(2等寝台、エアコン付き) |
| チケット | チェンマイ駅窓口 or タイ国鉄(SRT)ウェブサイト |
持ち物のヒント:
- 羽織るもの(エアコンが効きすぎることがあります)
- アイマスク・耳栓(より快適に眠るため)
- モバイルバッテリー(コンセントがない場合があります)
- 軽食・飲み物(車内販売もありますが、念のため)
寝台列車の旅は、単なる移動手段ではなく、旅そのものが体験です。飛行機では見えないタイの風景を車窓越しに眺め、列車の揺れに身を任せて眠る一夜。チェンマイ旅行の締めくくりに、ぜひこの13時間の鉄道旅を選んでみてください。
HATAGOからチェンマイ駅へのアクセスや、チケット購入のお手伝いもいたしますので、お気軽にお問い合わせください。
*翌朝バンコクに到着。13時間の鉄道旅を経て、新しい冒険が始まります*
*この記事はHATAGO チェンマイがお届けする「チェンマイの歩き方」シリーズです。*

