ふと、はたごの冷蔵庫を開けると、大きなアルミのボウルに見慣れない食べ物が…。
ボコボコとした見た目とその大きさからドリアンとよく間違われますが、カヌンという果物。大きいものだと、なんと長さ70cm、幅40cm、重さが40～50kgのサイズにも達するというギネス認定された世界最大の果実です。
カヌン（ジャックフルーツ）
カヌン（タイ語：ขนุน)は、英語ではジャックフルーツと呼ばれるもので、”ヌン”がタイ語の”支える”という言葉と音が同じなため、”多くの支援を得られるように”との願いを込めて、タイでは家族や親戚と一緒に食べます。因みに、和名では波羅蜜（パラミツ）と呼ばれています。
カヌンには血糖値を下げる働きがあるため、糖尿病の薬を服用している方は注意が必要です。他にも、血圧上昇を抑えたり心臓病のリスクを下げる働きがあったりと、いろいろな効能が期待されています。ただし、ゴムラテックスアレルギーの方は、触るのも食べるのも注意した方がいいそうです。
また、中のタネは茹でて食べると、ホクホクと栗のようで美味しいです！未熟果のものは、煮物にして食べたりもします。
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